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ホップ HOP

学名:
Humulus lupulus  
分類:クワ科・カラハナソウ属
別名:セイヨウカラハナソウ
種類:多年草つる植物
草丈:6〜8m
原産地:アジア西部やコーカサス地方

ビールの香り付けや苦味などの原料として知られている。
薬用ハーブとしても優れている。ホップの苦味成分は食欲を増進させ、消化を促進させる力を持っている。イライラや不安、不眠を解消してくれる鎮静作用のほか、利尿作用、血圧改善などにも効果があるといわれている。
最近では肥満抑制効果が認められ、注目度が高まっている。
 

茎も葉もざらざらとしていて、鋸歯状の3〜5つに分かれた葉が対生し、雌花は松ぼっくりに似た大きな花をつけ、雄花は目立たない薄黄色の花。

  
                                                                                   

      

                                                                                 

栽培
寒冷な場所を好むため、日本においても北海道や東北地方で栽培されている。開花は夏。
ハーブとしては、開花後すぐに収穫して乾燥させる。

雄株と雌株が別々にあり、栽培されているホップのほとんどは雌株である。受精すると種子をつけてしまい、苦味や香りが劣化してしまうため雄株は全て排除し、未受精の雌株ホップだけを栽培して使用する。雌株は生育すると濃い緑色のハート形をした葉と、まつぼっくりに似た形をした毬果(きゅうか)を付ける。蔓状にほかの木や植物に絡みながら成長し、 高さは6〜8mにもなる。
薬効
不眠を改善する・生活習慣病の予防改善・花粉症を予防する・ダイエット・食欲増進の効果など。

女性特有の悩みを改善する効果 : ホップは優れたホルモン様作用があることから、月経前症候  群による過度の緊張や生理痛、不安・不眠といった更年期障害の諸症状を緩和してくれる。また、利尿を促す効果もあるため、体液の鬱滞を取り除き、泌尿器系からの毒素の排出を早めてくれる。これが肝臓の働きと連動して血液浄化作用を持つことにより、皮膚のトラブルを解消して、透明感のある肌づくりをサポートしてくれる。
ポップ抽出物が配合された化粧品を使用すれば、肌を柔らかくしなやかに保ち、しわを防いでくれる。
利用法
ビールの原料として広く栽培されている。

ハーブとしては「女性のためのハーブティー」とも呼ばれている。

安眠枕の材料や茶色の染色の染料として用いることもある。

初年は庭の南側の、バラと同じフェンスに絡ませたのですが、宿根して、どんどん広がると分かったので植え替えました。と、いっても、場所に恵まれているわけではなく、ブラックベリーと同じラティスに誘引しました。バラと同じ場所よりはブラックベリーの方がましかな?と思いまして。ブラックベリーは6月に実を付けると、そのあとは来年に向けて若いツルや枝を成長させます。その際、全面的に太陽に恵まれた方がいいにはきまっていますが、ブラックベリーは逞しいですし、なんとか共存できそう・・・。9月にホップを収穫してしまい、ホップの方を切りつめればいいのでは・・・と、試行錯誤です。いろいろ育ててみたいので場所探しに苦心します。

2年目にしてこれだけ(上の画像)収穫できました。まだ、小さい実がたくさん付いて茂っています。第一弾を天ぷらにして味わおうかと思いましたが、ティーでも何度か味わいたいし、クラフトにも使いたいしで、先ずは乾燥させています。

 

 

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