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フキ(蕗)
学名:
Patasites japonicus
科名:キク科・多年草

数少ない日本原産の野菜の一つ

 
  
 
栽培 平安時代から野菜として栽培されている。
今でも全国の野山に自生しているので、4〜6月に若い葉柄を採って山菜として楽しむ。
薬効 肺を温め、咳を止め、去痰効果があるとされている。
葉・葉柄を民間療法で打撲・やけどなどに用いる。
利用法 透き通った淡緑色の葉柄は独特の香りと苦味を持ち、さわやかな春を表現する食材。
早春の蕗のとうの煮物、筍との炊き合わせ、キャラ蕗など、まさに日本の味。
                                                                                                                                                                    

  


蕗のとう(野生)


プランターの
 

   蕗のとう




ツワブキ


ツワブキ(石蕗、艶蕗、学名:Farfugium japonicum)はキク科ツワブキ属の多年草。

一般的な「蕗」は夏になると葉柄が固くなり食べられなくなりますが、ツワブキの葉柄は一年中柔らかいです。庭石の根元や縁取りに植えたツワブキを1年に1〜2回は剪定を兼ねて刈り込み、食用にします。さっと茹でて皮を剥き、炊き合わせに加えたり、散らし寿司の具の一つとして刻んで混ぜます。
我が家の敷地の北側角の本当に暗い場所に、真冬に明るい黄色で咲くこの花を見ると「咲くべくも思はであるを石蕗花  蕪村」を思い出します。

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