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カノコソウ 鹿の子草 KANOKOSOU

科名:オミナエシ科・多年草
 
  

                                                                                      

高さ30〜80センチ。羽状に切れ込みのある葉を対生。
晩春に淡紅色の小花を多数つける。つぼみのある様子が鹿の子絞りに似ている。

 

栽培 やや湿った草地に生える。

薬効 漢方で根を吉草根(きっそうこん)・纈草根(けっそうこん)とよんで薬用とする

                                                                          



いわゆるハーブとしての「かのこ草」は「西洋かのこ草」を指すようです。

「西洋かのこ草」:「バレリアン」(Valerianae radix)と呼ばれる。
バレリアンは、おみなえし科の多年草で、水辺や湿地に成育し、1mぐらいの高さになる。
6月〜8月頃にかけて赤や、ピンクがかった白の小さい花をかたまり状につける。
ハーブとしては、9月ごろに根を掘り起こし、洗って乾燥させ、小さく切って使う。
独特の強い臭いがあり、その成分は乾燥させることによって生成される。

バレリアンは鎮静作用があり、イライラと落ち着かない症状、神経性の不眠、神経性の動悸などに効果がある。ティーとして摂る。


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