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キンモクセイ KINMOKUSEI 学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus 科名:モクセイ科・常緑小高木樹 英名:fragrant orange-colored olive 中国南部が原産で江戸時代に渡来した。 日本に自生していた種から生まれたという説もある。 |
栽培 | 庭木として観賞用に植えられている。丈3m〜6m。開花期 は9月下旬〜10月中旬。 小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、芳香を放つ。 |
薬効 | 香りの主成分はβ-イオノン、リナロール、γ-デカラクトン、リナロールオキシド、cis-3-ヘキセノールなど。このうち、γ-デカラクトンなどはモンシロチョウなどへの忌避作用があることが判明している。 |
利用法 | 花冠は白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、茶に混ぜて桂花茶と呼ばれる花茶にしたり、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりする。 |
この香りをかぐと、子供たちの小学校時代、秋の運動会のお弁当を両手に下げて運んで歩いた道を思い出します。 我が家は庭の東南の角に植えています。日当たが良いので花つきも良く、咲き始めのころは雨戸を閉めていても漂ってくる香りで朝目覚めます。うれしいひと時です。 花びらを集めて乾燥させてみたことがありますが、あの独特の香りは飛んでいました。なにかコツがあるのでしょうか。 |
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