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ニラ(韮)
学名:
Allium tuberosum
科名:ユリ科・多年草
英名:Chinese chives

全草に特徴のある香り。ネギ属の香味野菜。
秋に咲く星型の白い小花は観賞価値がある。
 
  

                                                                                      
栽培 種子を蒔くのと株分けがあり、どちらも容易。3〜4年の大株になると老化するので株分けして更新する。ハーブガーデンの縁取りに利用するのもアイデア。
薬効 食欲増進。防腐効果がある。

利用法 整腸作用があるので下痢のときなどニラ粥にして食べると効果がある。

  

 

私はニラをもっぱらバラのコンパニオン・プランツとして植えています。独特の匂いが虫避けになるのではないかしらと・・・実際の効果のほどは分かりませんが、憎っくきコガネムシの幼虫に土の中に入られたくない一心で、いろいろ試しています。ニンニクはバラのコンパニオン・プランツになるそうです。それならニラもお仲間でしょうと、たまたま手元にあった種を蒔きました。それらが増えて、現在はバラの大鉢のほとんどにニラを一緒に植えています。夏の弱ったバラと比べると、ニラの方がメインなくらい元気です。白い小花はとても可愛らしいです。

バラもなるべく無農薬で育てたいと思っていますが、病害虫防止のために「ここぞ」というときには薬品を使います。そのため、バラの護衛のニラは食べません。時々刈り取って、鉢の土や地面に戻しています。

春に花びらでジャムを作る「ルイーズ・オディエ」だけは全く無農薬で育てています。このバラはもともと病害虫に強い品種のようですが、やはり側にニラを植えています。ここのニラは料理に使います。「ニラの卵焼き」は「あと一品」というときのお助け料理ですし、味噌汁の青味にも重宝です。

                                                                                

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