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サンショウ(山椒)
学名:
Zanthoxylum pipritum
英名:Japanese pepper
科名:ミカン科・落葉低木

属名のザントクシルムはギリシア語のXantho(黄色)と Xylum(木質)の2語から成る。
種小名ピペリツムは「コショウのような」という意味。
 
  

                                                                                      
栽培 繁殖は挿し木。日本原産。高さ3メートルくらいになる。雌雄異株。

薬効 果実と葉に芳香成分シトロネラール、ジペンテン、辛味成分のサンショールを含む。
熟した果実を乾燥させて種子を取り除いたものを健胃薬にする。
利用法 葉、木の芽、果実(果皮)は食生活に役立つ。
幹はすりこぎとして珍重される。

  




 

       


ワケギと油揚げの
ぬた

   

梅雨の頃になると、毎年のように庭のどこかしらに山椒の芽が出てきます。小鳥からのプレゼントです。鉢に植えて人に差し上げています。

家を建て替える際にやむを得ず切った山椒の木で、記念にすりこぎを作りました。亡き父が植えたものです。直径3センチ程で、ずっと使っています。

現在の木は小鳥のプレゼントが育ったものです。鉢植えにして、お勝手ドアの正面に置いています。さ、さっと採りに行き、筍ご飯や豆腐の白和え、ぬたなどに添えます。若い芽を両手でパチンと叩いて香りを立たせます。あると無いとでは大いに違いますね。

アゲハの幼虫が住み着くことがありますが、1匹くらいなら許します。通りがかりに幼虫の緑色のアタマを小枝などで「ペン!」とやって、オレンジ色の角を出すのを面白がっています。

                                                                              

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