ハーブ利用法 U

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ラベンダーの石けんを作りました。
摘んで乾燥させておいた花びらをミルミキサーで細かくし、フレーク状の石けんに混ぜました。
少量のお湯でよく練り、ラベンダーのエッセンシャルオイルを数滴加えます。
それを野菜などの型抜きに入れて成形し、上面にラベンダーの花を散らしました。
洗面所に置いて手洗いに使っています。洗った手にほのかにラベンダーの香りが残り、ほっとした気分になります。
出来上がった石けんが茶色だったのにはちょっと(いや、かなり)ガッカリしたのですが、ベニシアさんもエッセイに、手作りした際に石けんは茶色でラベンダー色ではなかったと書かれていました。

                       「ベニシアのハーブ便り」 世界文化社刊

押し花用にプレスして保存しておいたバラが色褪せてしまったので、ポプリにしてみました。乾燥させてから2年経過していても、1枚1枚のバラの花びらがまだ香りを残しています。なのでエッセンシャルオイルは加えないで、バラの花のみで作りました。

かき餅を作りました。
頂き物の大きな丸餅をどうにかしようと、硬くならないうちに薄く切りました。部屋干しすること三日間でそれらしくなりました。
オーブントースターで焼いたり、電子レンジで加熱したり、いずれもそれなりに「焼いたかき餅」になりました。最後に、割れて小さくなったものは油で揚げて「揚げかき餅」に。

ここで、ピンポーンと思い付いたのが「ハーブかき餅」・・・餅つき機能付きのホームベーカリーがあるので、それで出来るんじゃないでしょうか?中に入れるハーブが問題ですが、ローズマリーならグリーンになって、味もそう違和感がないのでは?オレンジ色ならマリーゴールド(キンセンカ)とか。ローズはちょっと好き嫌いがありそう・・・でも、考えるだけでも面白い。「いつか作ってみよう!」と思いました。


ボリジとミントの氷作りです。
ボリジの花は夏中咲いていて、水やりの度に「花の入った氷を作ろう、作ろう」と思いながらホースをしまうと忘れてしまうのでした。
花期も終わりに近づいた今日、「もう最後のチャンスかも・・・」と「ボリジ、ボリジ」を頭の中で繰り返し、やっと忘れずに摘んで家に入りました。
今の冷凍冷蔵庫は製氷機能が冷凍庫とは別の場所に付いているので、これは百円ショップで買って用意しておいた製氷皿です。凍ったらアイスティーに浮かべます。

TVのお宅拝見番組で、園芸研究家の吉屋桂子さんのお宅の際、ローズマリーを入れて凍らせたボウルを紹介していらっしゃいました。大小のボウルの間に水を入れ、そこにローズマリーの柔らかい茎ごと葉を入れて一緒に凍らせる・・・そのボウルにいろいろなフルーツを盛っていらしたかな。素敵ですネ。真似してみたいけれど、いつもぎっしりの冷凍庫の中身をどうしよう?そこが難点です。


「高慢と偏見」
コリン・ファース様の若かりし頃の作品です。
イギリスでテレビドラマ化されたのを、NHKBS11が放送しました。その時も「いいな」という印象でしたが、その後のご活躍ですっかり「ファース様」になりました。
一昨年は「国王のスピーチ」でアカデミー賞主演男優賞を取りましたね。
「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」「「真珠の耳飾の少女」「マンマ・ミーア」と役柄も多彩です。
「マンマ・ミーア」では、冒頭に英国の謹厳な紳士でカッコ良く登場したのに、ストーリーが進むにつれてものスゴイはじけっぷり!!ヒロインのパパ候補の3分の1だったり、回想シーンでは若作りで歌を歌ったり、最後はパーティでおニイちゃんと抱き合って踊っていました。「えっ?」

で、この「高慢と偏見」ですが、DVDを買って改めて見たら、す・て・き♪。
いえ、いえ、それはさておいて、随所にハーブに関わるシーンが出てきます。
ヒロインは次女ですが、仲良しの長女とガールズトークをしながら、庭でハーブを摘んだり、スティルルーム(らしい)でハーブを束ねて乾燥させたり。ヒステリーの発作を起こした母親に姉が気付けのハーブチンキ(らしい)を嗅がせたりしていました。

「スティルルーム」という言葉は熊井明子さんの「楽しいポプリづくり」で知ったのですが、「城や大きな家で、ハーブや花から薬や香料を作っていた部屋を呼ぶ」とありました。なので、貴族の生活に憧れる、ものすごいキャラ立った母親のいるヒロインの家のハーブ部屋も「スティルルーム」と称していいのかなと思いました。

しばらく更新を休んでいましたが、「ハーブコーディネーター」コースに引き続いて案内された「ハーブ指導員」のコースを学んでいました。2012年2月に合格証を頂きましたので、一段落。時間を形にできて、たまには自分のアタマを撫で撫でです。

季節も春になりましたので、実際のハーブの暮らし・・・土作りをしたり、種を蒔いたりしようと、あれこれと思いを巡らせています。

最近のハーブ生活はというと、マウスウォッシュをタイムのティーにしてみたことでしょうか。
ある時、お握りと一緒にタイムティーを持参したら、食後に口の中が粘つかない感じがしました。それで思いついて、乾燥させておいた自家製タイムでティーを作り、ペットボトルに入れて洗面所に置いています。昼食後や、間食をした後などにこれで口中をすすぎます。タイムには抗菌作用がありますし、ティーにするくらいですから口中に残った最後の僅かを飲んでしまっても安心です。
2011年1月から習い始め、8月末に修了証を頂きました。
今まで趣味のガーデニングの一つとしてハーブを育ててきました。それなりの年月は経ていたものの、その場その場の自己流でしたから、この辺で体系的に学ぼうと思ったのがきっかけでした。
実習レポートの提出が数回、テストが6回ありましたが、1ステップずつ進めていくうちに終わりにきていました。好きな植物のことでしたので楽しかったです。
そして、これらを通じてもっともっと知りたいことが出てきましたので、戴いた証書に恥じないように、学びを続けていきたいと思います。

「リフレッシュポプリ」の名前に惹かれて作りました。
ローズマリー・ラベンダー・シナモンのドライハーブと、グレープフルーツのエッセンシャルオイルを混ぜてから4週間ほど寝かせます。
それを素敵な容器に入れるとよいのですが、あり合わせのものに入れました。ガラス製の方はまあまあかもしれません。が、猫の方は・・・「福猫太郎」の醤油挿しです(笑)。ミニチュアの猫グッズをちょこちょこと集めていまが、ポプリ入れとしては如何なものか・・・。でも、まあ、このくらいのサイズならちょっとしたスペースに置けますし、「ジャーン!」とお仕事大好きなチビちゃん登場でも速やかに高い場所に移せます。
シナモンに2つのハーブとE・Oが混ざって個々とは違う融合した香りです。
ネーミング通りのスッキリした香りで、サ、サ、サッと気分転換できるといいですね。



マリーゴールド
ラベンダー


ローズレッド
ペパーミント
バスボム作りの際に、重曹にハーブを粉末にして加えました。その粉末の残りを利用して小さなビンでモイストポプリを作りました。白い部分は天然塩です。
大きな容器でポプリを作っても我が家は置く場所に困りますので、自分流、2つとも小さなジャムの空きビンです。
最後には入浴剤にできます。

赤紫蘇の100g入り袋を買いました。これで紫蘇ジュースを作りました。
レシピはネット検索+自己流です。
甘すぎるのは苦手なので砂糖は控えめです。クエン酸ではなく穀物酢にしました。
水か炭酸で5〜6倍に薄めて飲みます。もちろん紫蘇の味がします。美味しいし、身体に良さそうです。和風ハーブコーディアルですね。

今年の夏用にはローズとエルダーフラワーの2種類のコーディアルを購入しました。
エルダーフラワーの生花や木は身近に見ることができなくて、ずっと気になっています。(後日談:苗を入手、育てています)
エルダーフラワーのコーディアルは優しい味わい、ローズの方は「女性の味方!」といった感じがします。



春にルバーブ苗を植えました。
どうしてもルバーブを育てたかったので、庭の端の一部を作り変えました。
桐原春子さん御提唱のポタジェ風にしようと、ルバーブは土を盛り上げたトップに植え、その周囲を縁取り状にレモンバーベナ、レモンマートル、レディス・マントル、スィートマジョラム、ヒソップなどで囲みました。
1年目は収穫しないほうが・・・と後で知ったのですが、梅雨でぐんぐん成長していて・・・待てないものね・・・これだけ採れました。

ジャムというよりはコンポート風に煮てみました。
グラニュー糖とレモン汁1個分とルバーブのみです。水は入れません。ワインを加えるレシピもありましたが、先ずは1回目、シンプルに仕上げました。
ほどよい酸味で爽やかな美味しさです。

桐原春子 「ハーブが香る四季の庭」
     http://www.geocities.jp/haru87herb/main.html


ルイーズ・オディエを植えて5年目です。1株なのですが、左右で計5メートル近くに誘引でき、花数も惜しまなくて良いほどになりました。
生まれて初めてのバラジャム作りです!
100グラム程度の花弁にグラニュー糖・水・ペクチンで作ります。火にかけているとバラの色がどんどん褪せていき、ちょっと不安になったのですが、最後にレモン果汁を加えたらバラの色が戻りました。
後口に多少のほろ苦さが残りますが、紅茶やアイスクリームと共に口にすると、それは紛れるように思います。スコーンにつけたり、コーンフレークと牛乳、ヨーグルトにトッピングしても美味しいです。